去来の句の真贋 2016年01月09日 俳句 アート 書 長崎の史跡料亭「花月」のM・Yさんから、向井去来の句の真贋の問い合わせがあった。「花月」所蔵の軸に揮毫されたもの。 野辺うららわれも霞の中ならめ 去来 と書いてある。 狩野常信の署名もそれらしい。しかし、なぜこの俳句に、馬の絵が添えられているのだろうか? これが謎というより、あやしい。また、馬の絵が下手だ。馬の目は死んでいる。 常信の真筆の署名落款 …続きを読む