古事記ノート(22) コノハナノサクヤヒメ

ひさしぶりの古事記ノート。 北沢方邦『古事記の宇宙論』(平凡社新書、2004年)に、コノハナノサクヤヒメは火山の女神とある。ポリネシアの女神ペレとの類似も指摘。 富士山をご神体とする浅間大社などの祭神は、コノハナノサクヤヒメ。 この女神に、山の木々に花を咲かせる力、そして山を爆発させる力の両方があり、この二つの力は、現われこそ違うが、同じ力と考えると、納得できる。 姉が溶…

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