「吟遊」第64号にヘブライ語俳句

「吟遊」第64号(2014年10月20日刊予定、吟遊社)編集中。 夏石番矢の俳句のヘブライ語訳は、「吟遊」第49号(2011年1月20日、吟遊社)に、「十戒に関わる俳句」で登場したが、ヘブライ語で書かれた俳句がこの号で初登場。「吟遊」ではまだまだ「初」が起きる。 イスラエルのアミル・オールの「空、鳥」9句。ヘブライ語、英語、日本語の3言語。 右から始まるヘブライ語の扱いにてこず…

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「俳句の新詩学⑪ 翻訳でつまずく和歌」送稿

俳句の新詩学⑪ 翻訳でつまずく和歌」を、「俳句四季」2014年11月号(東京四季出版)向け送稿。 ジュディット・ゴーチエの仏訳和歌集『蜻蛉詩集』(パリ、1884年)の翻訳を検証して、和歌は翻訳で失うものが大きいと指摘。 写真は、夏石番矢「俳句の新詩学⑩ チェンバレンの論文から見えてくるもの」掲載の「俳句四季」2014年10月号。 参照 「俳句の新詩学⑩ チェンバレ…

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ハノイの砂

ハノイは、中国語の「河内」に由来する。紅河の運んだ砂が、洲となり、平地となった。「河内」から、古代大阪の河内湾を連想する。 また、川が運んだ砂から、『古事記』冒頭のウヒヂコ(初泥子)、イモスヒヂコ(妹洲泥子)の二神を思い出す。 古代中国が呼ぶところの倭人とは、矮人で、背の低い人々を指す。ハノイの人々も背が低く、かつて男はふんどし。海辺、水辺の民。ハノイ中心部ホアンキエム湖べりで演じら…

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